販売・サービス XVL ソリューション
サービスドキュメント
実機レスによるドキュメント作成先行着手で制作コストの削減と高品質なイラスト作成を支援
概要
サービスドキュメント作成における課題
- 図面と実機がないと作業に取り掛かれない
- 図面や写真からイラストトレースするスキルが必要
- イラストの品質にばらつきが発生
- イラスト・パーツリスト作成に費用が掛かる
サービスドキュメント作成に対する XVL 導入効果
サービスドキュメントに挿入するイラストや図は通常、製品の実機やその写真を基にイラストレーターが人手で書き起こしており、少なからぬコストや時間がかかっていました。
しかし、XVL を使えば、3D データから実機レスでサービスドキュメントを、簡単に早期に着手でき、これまで納期直前に集中していた作業負荷を平準化できます。
また、人件費の高い専門家による人手作業ではなく、ツールが自動的に 3D イラストを生成してくれるため、ドキュメント制作コストを大幅に削減できます。
ビジュアルな部品表を含むサービスドキュメントは、販売支援に活用することも出来ます。
サービスドキュメント作成における課題
図面と実機がないと作業に取り掛かれない
サービスドキュメントに挿入するイラストは通常、製品の図面や実機を基に制作されます。そのため、図面および実機の完成を待たないと制作作業に着手できません。自ずと納期直前にドキュメント制作作業が集中してしまい、作業担当者に大きな負担が掛かってしまいます。
また、フロントローディングによる開発リードタイムの短縮を進める上でも、短期間の内に多くの作業が集中するサービスドキュメント作成はボトルネックになりがちです。
図面や写真からイラストをトレースするスキルが必要
これまでテクニカルイラストは、イラストレーターが製品の図面や写真をトレースして制作していました。この作業には多くの時間やコストがかかりますが、専門的なスキルが必要なため、一部の担当者しか行うことができませんでした。
そのため、納品間際には特定の担当者にのみ作業負荷が集中してしまい、しばしばスケジュール遅延の原因にもなります。
イラストの品質にばらつきが発生
人間が人手でトレース・描画するイラストの品質は、どうしても各人のスキルレベルに依存してしまいます。場合によっては、担当者間でイラストの品質に大きなばらつきが出てしまうこともあります。
サービスドキュメントの品質を担保するには、できるだけイラストの品質も均一にそろえたいところですが、人手に頼っている以上、属人性を完全に排除することはできません。
イラスト・パーツリスト作成に費用が掛かる
人手に頼ったイラスト制作には、当然のことながら人件費が掛かります。特に、多品種少量生産の傾向が進む昨今では、サービスドキュメントの種類も増える一方ですから、その制作に要する人件費もかさむことになります。
また近年では、製品の開発・販売だけでなく、アフターサービスの品質で差別化を図るものづくり企業が増えてきています。こうした戦略を進める上では、サービスドキュメントの充実はやはり不可欠です。こうした背景からも、ドキュメント制作に掛かるコストは増える一方です。
サービスドキュメント作成の課題を XVL で解決!
出図前から作業に着手、作業量を平準化
XVL を利用すれば、設計図の正式出図を待つことなく、設計途中の 3D 図面データを基にサービスドキュメント作成に取り掛かることができます。
XVL データの中には、部品の 3D 形状情報とともに、分解用のツリー情報を含めることができます。これらの情報を活用すれば、各部品の 3D イラストを自動生成すると同時に、パーツリストや分解イラストも作成でき、サービスドキュメント作成に必要な情報やコンテンツの大半を自動生成できます。
早い段階からサービスドキュメント作成作業を開始することで、従来は納期直前に集中していた作業負荷も平準化され、フロントローディングによる開発ライフサイクル全体の短縮を実現できます。
図面や写真からのトレース作業は不要
XVL の 3D 形状から単に個々の部品をイラスト化するだけに留まらず、パーツリスト番号と連動した分解イラストも自動生成できます。
これらの操作には高度なスキルは一切必要ないため、誰でも容易にイラストを制作できるようになります。
安定したイラスト品質
3D 形状を基にイラストを生成することで担当者のスキルによる品質のばらつきを抑えることが出来ます。
イラスト出力のパラメータの設定情報をグループ間で共有することで、誰でも同じイラストデータを出力でき、より担当者間での作業品質のばらつきを抑えるとともに、作業の効率化にも大きく貢献できます。
イラスト・パーツリスト作成費用の大幅な削減
サービスドキュメントに挿入するイラスト制作の品質を担保するには、スキルの高いイラスト作成担当スタッフを確保する必要があり、そのためには少なからぬ人件費が掛かります。
しかし、XVL を使えば、3D 形状から誰でも簡単にイラストを自動生成できるようになるため、イラスト制作に掛かる人件費を抑えることができます。
サービスドキュメント作成の XVL 製品構成
XVL Studio シリーズ
XVL Studio Basic | イラスト作成オプション | XVL Studio Standard | イラスト作成オプション | |
---|---|---|---|---|
出図前から作業に着手、作業量を平準化 | ◯ | ◯ | ||
図面や写真からのトレース作業は不要 | ◯ | ◯ | ||
安定した品質安定したイラスト品質 | ◯ | ◯ | ||
イラスト・パーツリスト作成費用の大幅な削減 | ◯ | ◯ | ||
設計変更の検出・反映 (編集内容を最新のデータに反映可能) |
◯ | ◯ | ||
自動分解アニメーションの生成 | ◯ | |||
追加パートを期待位置に簡単移動 | ◯ |
Lattice3D Reporter / XVL Web Master
Lattice3D Reporter | XVL Web Master | |||
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本体 | テンプレート オプション |
本体 | 2D イラスト オプション |
|
イラスト・パーツリスト作成費用の 大幅な削減 |
◯ | ◯ |
導入事例
ホワイトペーパー
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